立憲民主代表選 仙台で街頭演説会 自民裏金問題など批判
khb東日本放送
立憲民主党の代表選に立候補している4人が15日夜、仙台市の街頭で論戦を交わしました。4人は、自民党の裏金問題などを批判し、政権交代を訴えました。
15日夜、仙台駅東口で開かれた演説会。 小雨にもかかわらず立憲民主党の支持者ら数百人が集まりました。 街頭演説を行ったのは代表選に立候補している野田佳彦元総理(67)、枝野幸男前代表(60)、泉健太代表(50)、吉田晴美(はるみ)衆院議員(52)の4人です。 4人は、自民党の総裁選で裏金問題が十分に取り上げられていないなどと批判し、それぞれの政策を掲げて政権交代の必要性を訴えました。 野田元総理「親の地盤・看板・カバンを引き継いで、当たり前のように世襲政治家がいっぱい出る世の中を変えていきたいと思う。政権交代こそがそれらの改革を実現する第一歩です」 枝野前代表「あなたのほうに目を向けていない自民党から、暮らしの足元に光を当てる、まっとうな政治に変えていくのは立憲民主党なんだということを周りに伝えていただいて、私がその新しい時代の扉を開く先頭に立ちます」 泉代表「新しい時代を切り開き、私は立憲民主党を一つにしてきた。もうバラバラな立憲民主党なんてこりごりだ。これからは野党第一党、国政を目指す第一党が一つになって我々の力をもっと強くしようじゃないありませんか」 吉田衆院議員「みなさまの暮らしの底上げを、どうかわたし吉田晴美にやらせてください。もう言葉だけの政治ではなくて、行動で、そして実際私たちの暮らしで感じる政治にいま、変わる時だと思います」 演説を聞いた人たちからは、立憲民主党への期待の声などが聞かれました。 演説を聞いた人「自民党の政権で暮らしが裕福になってない状況。誰かに変えてほしい気持ちが強かったので、きょう(4候補が)ちょうど来るって知って見させてもらった。(立憲民主党に)すごく頑張れって」 演説を聞いた人「仕事をしてても、景気の悪さを感じたりするので、その辺の立て直しとか。わたしとかは氷河期世代なんですけど、みな苦労しているので、そこにも目を向けてもらえたら」 立憲民主党の代表選は9月23日に投票が行われその日に開票されます。 一方、自民党の総裁選は9月27日に投開票が行われます。
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