松本人志側「休業損害の上乗せ」示唆 文春との5億5000万円名誉毀損訴訟 賠償額増額の可能性も 弁論手続き非公開で
お笑いコンビ、ダウンタウンの松本人志(60)が、自身の女性問題を報じた「週刊文春」の発行元、文芸春秋社などを相手に名誉毀損を訴えた民事訴訟の弁論準備手続きが5日、非公開のオンラインで行われた。 松本側の代理人は、都内でデイリースポーツなどの取材に対応。田代政弘弁護士は損害賠償額の上乗せの可能性を示唆した。現在の請求額は5億5000万円。慰謝料5億円に弁護士費用5000万円がその内訳だが、田代氏は「休業損害を上乗せする可能性がある」と話した。慰謝料の中に休業損害を含める、もしくは、プラスする、双方の可能性があるという。松本は文春報道後に「裁判に注力するため」芸能活動を休止。レギュラー番組などの出演を取りやめている。 3月28日に東京地裁で開かれた、第1回口頭弁論で、松本側が文春が昨年12月27日発売号で、松本から性的強要を受けたという女性の特定を求めるなどしたが、今回の手続きでも、重ねて要望したという。 田代氏は、松本とは対面や電話で打ち合わせを重ねているとし、最近も「直接会ってますよ」と語った。その上で、松本の髪形については「変わってない。金髪のままですよ」と笑いつつ明かしていた。田代氏は3月28日に東京地裁で行われた第1回口頭弁論後に取材に応じた際には松本の様子について「普通に生活してます。普通に淡々としています」と語っていたが、約2カ月が経過した現在も「普通に生活してますよ」と説明した。