内田氏が「どんどん伸びている」 と注目するU-23日本代表DF高井幸大、安田氏が「もうちょっと垢抜けた方がいい」と助言する真意とは | 内田篤人のFOOTBALL TIME
【国内サッカー・ニュース】DAZNで配信している『内田篤人のFOOTBALL TIME #179』では、パリ五輪の切符をかけた熱い戦いを繰り広げるU23アジアカップを大特集。MC内田篤人氏とゲストの安田理大氏と共にU-23日本代表のグループステージの戦いぶりを振り返り、注目選手についても言及した。 ●【動画】安田理大と「長谷部誠の引退」「U23日本代表の注目選手」を語る|内田篤人のFOOTBALL TIME #179
パリ五輪出場を目指すU-23日本代表は、準々決勝でU-23カタール代表を延長戦の末に下し、出場権獲得まであと1勝と王手をかけている。 準々決勝の前に収録した本番組では、日本のグループステージ3試合の戦いぶりをハイライト映像と共に振り返り、その中で内田氏が注目選手に挙げたのがDF高井幸大だ。 高井は川崎フロンターレに在籍する19歳。川崎Fの下部組織出身の192cmの大型センターバックは、2022シーズンに高校2年生ながら飛び級でトップチームに昇格。プロ3年目の今季はここまでリーグ戦5試合に先発。アジアカップでは、チーム最年少ながら3試合に先発し、最終ラインに安定感をもたらしてる。 そんな高井に注目する内田氏は、「高井が成長しているのがすごくいい。彼はどんどん伸びている気がするし、(グループステージは)カバーリングも良かった」と成長ぶりに目を細めた。 特に長身を活かした空中戦では、「彼が負けてしまうと、全部相手のストロングが出てしまうので、高いだけは絶対にへティングで負けてはいけない」と更なる期待も寄せている。 またゲストとして出演した安田氏は、「もうちょっと垢抜けた方がいい」と独自の視点で課題を指摘する。続けて「ディフェンスは雰囲気というか、『アイツおったら大丈夫や』という雰囲気をつけていった方がいい。闘将みたいに叫びまくるとか、スキンヘッドにするとか」と安田節全開で熱弁して笑いも誘った。 その上で安田氏は、長年日本のキャプテンとしてDFラインを引っ張ってきたDF吉田麻也を引き合いに出し、「(吉田)麻也も最初はいもかったけど、段々と雰囲気がついてきた。あのような雰囲気をつけていくことがセンターバックは大事だと思う」と持論を展開し、内田氏もその意見に納得の表情を浮かべた。 U-23日本代表は、日本時間の4月30日、2時30分よりU-23イラク代表対U-23ベトナム代表の勝者とパリ五輪行きの切符をかけた準決勝を戦う。高井は、今大会を通じて更なる成長した姿を見せてくれるか注目だ。