西島秀俊、ハリウッドデビュー作『サニー』は「幸運なデビューだった」 ラシダ・ジョーンズらと特別試写会
俳優の西島秀俊(53)が25日、東京都内でハリウッドデビュー作で出演するApple TV+のミステリーシリーズ『サニー』(ルーシー・チェルニアク監督、7月10日全世界同時配信開始)の特別試写会に共演のジュディ・オング(74)、國村隼(68)らと出席した。 新型家庭用ロボットのサニーをめぐるダークコメディードラマで、米女優ラシダ・ジョーンズ(48)が主演と製作総指揮を務めた。 主人公スージー(ラシダ)の夫で、電子機器メーカーに勤めるサカモト・マサヒコを演じた西島は、撮影前にラシダや製作陣とZoomを通じて本読みに臨んだという。「楽しくて吹き出しながら読んだ」と振り返り、「演技する前に(キャストやスタッフと)気持ちが通じて、幸運なデビューだった」と顔をほころばせた。 現場は「ギリギリまでより良いものにしようという努力を惜しまない」雰囲気だったそうで、「(脚本で)新しいことが増える。いろんなマサの面が現れた。より良いものにしていこうというのを強く感じた」と振り返った。 一方、ラシダは、日本人キャストとの共演を「素晴らしい経験となった」とし、「伝説といえる方々の時間を作品に分けて頂いた。名声、経験値を持っているのに謙虚で素晴らしい方々でした」とたたえた。 マサの母役のジュディは、西島との共演を「息子がいないので、(本当に)息子ができたよう」と喜んだ。
中日スポーツ