写真：窓の杜

　米Googleは9月20日（現地時間、以下同）、「Google Workspace」9月15日週のアップデートまとめを公開した。「Google スプレッドシート」の改善など3つのアプリがアップデートされている。 【画像】簡単に空のテーブルが挿入可能 ■ 「Google スプレッドシート」のエクスペリエンス改善 　表計算ツール「Google スプレッドシート」では、以下の3つの改良が施された。いずれも「Google Workspace」、「Workspace Individual」のユーザーのほか、個人のGoogle アカウントでも利用可能。 □すぐに空のテーブルが完成 　［テーブル］サイドバーから、あらかじめデザインされた新しい空のテーブルを挿入できる。データを入力するだけで、見栄えのいい表を完成させることが可能だ。 　この機能は、即時・計画的リリースドメインともに展開が完了している。 □IMPORTRANGE関数がさらに強化 　指定したスプレッドシート上の指定した範囲のセルを読み込めるIMPORTRANGE関数の参照範囲の指定方法が強化された。テーブルを指定する際にヘッダーを除いて読み込んだり、名前で指定した列のみを読み込むことが可能だ。 　この機能は現在即時リリースドメインに展開中で、計画的リリースドメインへのリリースは10月3日から開始される。 □シートの選択範囲を簡単にテーブルへ変換 　シートで選択した範囲をテーブルに変換できるショートカットキーが追加された。Windows/Linuxの場合は［Ctrl］＋［Alt］＋［T］キー、Macの場合は［Cmd］＋［Opt］＋［T］キーで変換可能。 　この機能は現在即時リリースドメインに展開中で、計画的リリースドメインへのリリースは9月26日から開始される。 ■ 「Google Meet」にデュアルスクリーン機能が追加 　オンライン会議ツール「Google Meet」において、Pixel 9 Pro Foldデバイスでアウトカメラとインカメラの映像を同時に表示可能になった。もちろん通話相手にも表示可能だ。 　この機能は即時・計画的リリースドメインともに現在展開中で、全ての「Google Workspace」のユーザーが利用可能。 ■ 「Google Chat API」の限定機能が「Google Workspace」ユーザーにも開放 　「Google Chat API」を使用してアナウンススペースを作成する機能が一般提供となった。この機能は即時・計画的リリースドメインともに現在展開中で、全ての「Google Workspace」のユーザーが利用可能。