「こんな五条悟は嫌だ……」 『呪術廻戦』ロスの原作ファンがソシャゲに逃避してみた
リアルサウンドテック編集部による連載「エンタメとテクノロジーの隙間から」。ガジェットやテクノロジー、ゲームにYouTubeやTikTokまで、ありとあらゆる「エンタメ×テクノロジー」に囲まれて過ごす編集部のスタッフが、リレー形式で毎週その身に起こったことや最近見て・試してよかったモノ・コトについて気軽に記していく。 【写真】教え子の主人公を置き去りして“帰宅”する五条悟 第41回は漫画『呪術廻戦』が最終話を迎え、生きがいを一つ失った動画クリエイター担当の丹治が、スマートフォンゲーム『呪術廻戦 ファントムパレード』をレビューします。 ※本稿では、『呪術廻戦』のネタバレを含みます。 ソシャゲを10年以上プレイしていない筆者。そんな状態でも好きな作品なら楽しめるのでしょうか。古い知識で申し訳ないですが、ソシャゲといえば、ガチャですよね。チュートリアルをクリア後、さっそく、『SSR確定ガチャ』を引いていきます。 「ツナマヨ~(狗巻かぁ~)」と思ったのですが、なんと! このガチャ、引き直しができるとのこと。(よく見たら、『【引き直し可能!】SSR確定ガチャ』でした)オタクに優しいギャルは今も昔も存在しませんが、令和のソシャゲはオタクに優しいですね。そのため、ここは無法ですが...... 『五条悟(SSR/最強)』でいかせていただきます。 加えて、チーム編成もおまかせでやってもらえます。「オマエは強いから人を助けろ」と言わんばかりの親切設計。開発者は虎杖の爺ちゃんかもしれません。 バトルに関しては、五条が強すぎてある程度のところまでオートで進めます。 術式反転「赫(あか)」 やりすぎ! やりすぎ! 爆発のエフェクトがデカすぎて、渋谷くらいはあっさり更地にできそうです。 順調なスタートを切った五条一行でしたが、VS漏瑚(特級呪霊)では、敵の領域展開により劣勢に。すると、7ターン終了後、五条の様子が......。 なんか虎杖を置いて、帰りました。こちらの『五条悟(SSR/最強)』は、登場から7ターンで強制的に戦闘離脱するオートスキル「急用」を持っています。特級呪霊討伐より大事な用事ってなんだよ、悟。マジで、町でアンケート取らされたくらいのハプニングだと思ってる?? 「こんな五条悟は嫌だ」 大喜利のお題のような五条悟を筆者の魂は否定したいのですが、公式から出ているSSRキャラなので認めるしかありません。 どうやら、急に帰らないVer.の五条悟も出ているとのことなので、石を貯めて、そっちをゲットすることにします。祓う、取り込む、その繰り返し。祓う。取り込む。みんなは知らない呪霊(課金)の味。筆者の中の夏油傑も疼いています。
丹治健太