360度カメラ 日本一高いシースルー観覧車てっぺん付近の夜景
てっぺんで360度カメラを回してみた
日本一高い観覧車RED HORSE OSAKA WHEEL(レッドホースオオサカホイール)に乗ってみた THE PAGE大阪
大阪府吹田市にある大型複合施設「EXPO CITY」内に日本一の高さを誇る観覧車「RED HORSE OSAKA WHEEL(レッドホースオオサカホイール)」が完成し、7月1日に開業する。観覧車としては世界初の免震構造を採用し、世界でも5番目の高さになる予定だというが、その風景はどんな感じなのかは気になるところ。先日行われた報道公開の際、そのいちばんてっぺんの箇所で360度カメラを回してみた。 ※360度映像をスマートフォンで見る場合は「YouTubeアプリ」でご覧ください
「あべのハルカス」「太陽の塔」などが見える
関係者によると、高さ123メートルは日本一で、所要時間は約18分だという。全ゴンドラ72基(定員6人)がすべてシースルー構造というのも特徴的。床を見たら、真下の道路などが見えてスリル満点。冷暖房完備ということで、季節関係なしに快適に乗ることができるのも特徴だという。 筆者が勤める大阪市北区のビルからも、丸見えなこの観覧車。当然、観覧車から南の方を向けば、大阪市内の夜景などを楽しむことができる。こちらも日本一の超高層ビル「あべのハルカス」などは、夜でもすぐにわかる。 反対を向けば、芸術家の岡本太郎がデザインし、1970年に行われた日本万国博覧会のシンボルである「太陽の塔」を間近に見下ろすこともできる。
ドローン撮影映像をVRコンテンツで見られるイベントも
情報を提供するタブレットも全基ついているため、なにかと楽しめる要素はたくさん。2基限定の「VIPゴンドラ」(定員4人)は、レザー座席シートやLEDライトを搭載するなど、豪華に仕上げている。 開業する7月1日から3日には、観覧車の下のマルミエプラザで「マルミエ360vr」というイベントを実施。同観覧車付近、高さ約130メートルの地点からドローンで撮影した映像をVRコンテンツで見ることができ、朝昼晩と、それぞれの風景を楽しめたりするという。 また、イベントが終わってもアプリなどを提供する予定で、この観覧車の風景を楽しめるようにするという。関係者は「太陽の塔という大先輩が近くにいるが、この観覧車も吹田のシンボルになれるようにしたい」と強い意気込みを示しているように、こうした点からも地元に根ざそうという意識の高さがうかがえる。