“リヤウィンドウレス”のSUV…?振興中国EVメーカー・アバターの新型電動SUV「15」が日本市場にも乱入か
中国の高級EVメーカーである「アバター」が新型の電動クロスオーバー車両のティザーイメージを公開。同ブランドの既存車種と似た特徴を持つ新モデルのワールドプレミアは2024年後半になると思われる。中国メーカー「アバター」は、2024年後半にデビューすると予想されている新型クロスオーバー電動SUVのティザーイメージを公開した。 【画像ギャラリー】アバター15 ティザーイメージ アバターは、EVを手掛けるNIOと長安汽車によって2018年に設立されたブランド。2020年には長安汽車、ファーウェイ、CATLの協力によりプレミアムEVメーカーとなった。 新型SUVは、同ブランドの既存モデル「11」SUVと、「12」グランクーペに次ぐSUVになる予定で、アバター「15」(ワンファイブ)と呼ばれる可能性がある。詳細は明かされていないが、全ラインナップと同様にエクステンデッド・レンジEV(EREV)またはバッテリーEV(BEV)仕様になる見込みだ。 ティザーイメージでは、同ブランドのスタイリングからインスパイアされた新型ハイライディングスタンスが明らかになっている。分割されたヘッドライトは「11」の進化版のように見え、スリムなテールライトはより洗練された「12」に似ている。また公式写真では、サイドカメラを備えたプロトタイプと、従来のミラーを備えた別のプロトタイプが確認できることから、オプション設定であることがわかる。 後部は公開されておらず、「12」のようにリアウィンドウなしのデザインが採用されているかが注目されている。 プロトタイプの1台には、格納式の日よけ、ルーフラック、トレーラーヒッチが装備されており、十分な地上高と組み合わせて「アドベンチャー」的な仕様が伺える。 ボディサイズは、4880mm (192.1インチ)のアバター11や、長さ5020mm (197.6インチ) のアバター12よりも小さくなると予想されている。 アバター15のワールドプレミアは今年後半で、中国以外の市場への参入を計画していると思われる。おそらく、タイを含む東南アジア諸国から始まり、続いてアラブ首長国連邦でも販売が開始されるだろう。また2026~2027年にはヨーロッパに上陸する予定だが、最終的には北米にも上陸する可能性があるという。ちなみに、アバターのデザインセンターはドイツのミュンヘンにあり、世界的な販売拡大を示していると言ってよく、将来日本市場への導入も計画されるかもしれない。
APOLLO
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