伝統の技を継承へ つるが鳶保存会が本格的に訓練を開始 来年1月に勇壮な演技披露
FBC福井放送
来年1月の出初式での演技披露に向けて、「つるが鳶保存会」が13日から本格的な訓練を始め、技を磨きながら、ベテランから若手へ技を継承します。 敦賀消防署消防訓練センターでは、保存会の乗り手たちが、高さ6メートルのはしごの上で演技を繰り出し、ピタッと決める練習に励みました。 敦賀市内の20代から60代の消防団員らでつくる「つるが鳶保存会」は、つるが鳶の歴史と伝統を文化遺産として末永く継承しようと、今年4月に発足しました。 訓練では、ベテラン団員が若手に演技を手ほどきして技の継承につなげていて、12月からは梯子を支える持ち手らも訓練に参加して、本番に向けてさらに技に磨きをかけます。 ■つるが鳶保存会乗り手リーダー 北野裕也さん 「今から少しずつ演技を仕上げていって、当日は皆さんに華麗な演技を見せられるようにしたい」 つるが鳶保存会の発足後に初めて迎える出初式は、来年1月13日にきらめきみなと館で行われ、勇壮果敢な演技を披露します。