衆院選公示｜新潟3区

いよいよ衆院選が公示され、候補者たちの舌戦がスタートしました。 県内では、5つの選挙区に15人が立候補を届け出ました。各候補者たちは、政治不信や物価高騰対策など、課題に対してどんな政策を訴えるのか。そして、新たな区割りでの初めての選挙をどう戦うのでしょうか。 【動画】【衆院選公示｜新潟3区】三つ巴の戦い 都市部の無党派層への浸透が〝カギ〟【新潟】 【新潟3区】に立候補したのは届け出順に、立憲民主党の元職・黒岩宇洋さん、自民党の前職・斎藤洋明さん、日本維新の会の新人・吉村祐一郎さんの3人です。村上市や新発田市などに加え、新たに新潟市北区の全域と秋葉区が選挙区となり、都市部の無党派層にどう浸透を図るかが〝カギ〟を握ります。 大票田の新発田市で第一声に臨んだ、立憲民主党の元職・黒岩さん。少子化・子育て支援の充実や医療従事者・農家の所得改善に加え、旧統一教会や裏金問題に揺れる自民党への批判を全面に打ち出します。 ■立憲・元 黒岩宇洋候補 「あれだけ政治不信を極めた今の政権と対決するので負けられない。私だけの問題ではなく、国民の選択として絶対にあってはならない。身の引き締まる思いで、勝ちに向けて前進していく。」 同じく新発田市で第一声を上げた、自民党の前職・斎藤さん。黒岩さんとは今回が5度目の戦いとなり、これまで2勝2敗。前回は1万4000票差で勝利していますが、過去、最も逆風の中での選挙と位置づけ「自民党を変えなければならない」と訴えました。 ■自民・前 斎藤洋明候補 「とにかく斎藤を信じて、もう一回任せてみようと思ってもらえる選挙戦をやりたい。自民党改革は当然のこととしてやる、それだけでは国民生活はよくならない。経済もやる、拉致問題を始め外交・防衛もしっかりやると訴えたい。」 新潟市北区の朝市で第一声を上げたのは、日本維新の会の新人・吉村さんです。教育の無償化や経営者としての経験から、中小零細企業の活力アップを目指すと訴え、新人として広く選挙区を回って浸透を図りたいと意気込みます。 ■維新・新 吉村祐一郎候補 「経済的な政策を最優先にすべきだと思う。地方と都会で差が出てはいけないと思うし、格差を生んではいけない。生まれた環境だけでなく、生まれた場所で差別がなくなるようにするには、国政でやっていかないといけない。」 衆院選の投開票は27日、期日前投票は16日から始まります。