GWに行きたいサービスエリア「チョコザップ」が初出店?人気のご当地グルメも
今回のテーマは、「サービスエリアで勝つ!~GWは道ナカが熱い~」。 日本経済の大動脈である高速道路には、現在852カ所のサービスエリア・パーキングエリアが整備されている。番組は、そんな休憩施設をNEXCO東・中・西日本が進化させる取り組みを民営化直後から追い続けてきた。 きれいなトイレは当たり前で、入浴や宿泊施設なども充実。サービスエリア・パーキングエリアは、魅力ある旅の最終目的地にもなっている。 これまでにない新しいサービスの展開を目指す人たちの取り組みに密着した。 【動画】GWに行きたいサービスエリア!人気のご当地グルメも
もはや休憩場所ではない! 旅の目的地「サービスエリア」 の魅力とは
栃木・小山市。結婚3年目の関根伊織さん、里菜さん夫妻は、サービスエリアのガイドブックを見ながら休日の旅先を選んでいた。 里菜さんは、趣味が高じてYouTuberに。サービスエリアを始め、ドライブで楽しめるおすすめスポットを紹介している。関東のサービスエリアはほぼ制覇したというエキスパートだ。 関根さん夫妻は、日曜日の午前7時半に出発。休日ドライブのポイントは早朝の出発で、渋滞を回避しやすいという。 約4時間かけてたどり着いたのは、駿河湾を望む高台にある「駿河湾沼津サービスエリア」。知られざる絶景ポイントで、建物は地中海の港町をイメージしている。
こちらは、隠れ名物の静岡おでん。鶏や牛すじなどの具材を濃口しょうゆを使った黒っぽいだしで煮込んだもので、いわしの骨や皮など丸ごと使った黒はんぺんも人気。
富士山をイメージして刺身を豪快に盛り付けた「とと丸頂上丼」や、駿河湾でとれた生の桜えびと生しらすをふんだんに使った「生桜えびと生しらす食べ比べ丼」は、この時期しか味わえない人気メニューだ。 地元のお土産も充実。関根夫妻は、「ここでしか買えない商品やグルメがいっぱい詰まっている」「メインの観光地みたいになっている。ここのサービスエリアに寄りたいという感じで旅行は決めている」と魅力を話す。
サービスエリアの発信力を生かす!"不人気県“の魅力をアピール
埼玉から宮城を結ぶ常磐自動車道。茨城・笠間市にある「友部サービスエリア(上り)」の人気メニューは、1日40~50食は出るという「納豆ラーメン」だ。 メニューを開発する総料理長の菅沼眞二さん(59)は、「“the地産地消”。本当にそこはこだわっている。肉から野菜から魚に至るまで、茨城でしか食べられないもの、食材をそろえてメニュー開発している」と話す。