エル・デスペラード 醸し出す色気で女性ファン急増 セクシーな所作の秘密
■高橋ヒロムは「すごい同期だなと思っています」
デスペラード選手は、1月4日に行われる東京ドーム大会で、同期であり現チャンピオンでもある高橋ヒロム選手の“IWGPジュニアヘビー級王座”に挑戦します。 ――タイトルマッチに向けての意気込みを教えてください。 (2023年は)シングルのベルトに対して意識がないということはまったく言わなかったんですよね。実際、よその選手の名前ばかり出して、よそと戦いまくって。なんなら葛西純選手にパートナーに呼んでいただいたり、パートナーに呼ばせていただいたりと色々と刺激的にやらせてもらっている中で、たぶんいまベルトがあると、変な言い方ですけど僕のやりたいことにいまブレーキがかかるなと。団体の、ジュニアディビジョンの顔なんですよ、ベルトを持ってるというのは。 そう考えるとベルト持ったままよそに出て、バンバン試合やってた高橋ヒロムってやつはやっぱりたいしたやつだなと。すごい同期だなと思っています。ただ、だからって、彼の影に隠れてもいいとは僕はまったく思わないですし、そこまで僕はプロレスに対して欲がなくなったわけじゃないんで、まだやりたいことも、それこそ欲もまだまだたくさんあるんで。
■「もっと濃いなにかを手に入れたい」
僕は正直、でかい会場でたくさんのお客さんの前で、っていうことに対してはなんの夢もないんですよね。全然興味が無いというか。だったら佐藤光留さんとやらせていただいた川崎球場で30分近く芝生の上で泥だらけ、砂だらけになりながらやってたプロレスや、モクスリー、ホミサイド、葛西純、エル・デスペラードっていう震えるようなシチュエーションっていう。もっとドギツい刺激的で、もっと濃いなにかを手に入れたいと思うんで。 本当に彼は夢もそうですし、キャラクター性も太陽みたいな人間なんですけど、僕自身のことはもっとドロドロしたよくわからないものだと思っていて。でもそんな二人で新日本ジュニアのてっぺんを取り合うっていうのも、しかもその二人が同期だっていうのもなかなか面白い偶然だなと思いますけどね。