竜王山で〝森の妖精〟乱舞 ヒメボタルの季節、小さな光 無数に【山陽小野田】
〝森の妖精〟と称されるヒメボタルの季節を迎え、全国有数の生息地として知られる竜王山(標高136㍍)では、愛好家たちが暗闇の中で繰り返される黄色の閃光(せんこう)をたどっている。見頃は6月上旬まで続きそう。 山陽小野田市によると、今月9日ごろに確認したという。登山口から山頂までの至る所で、小さな光を点滅させながら優雅に飛ぶ姿が見られる。体長は6~12㍉で雌雄ともに光るが、羽が退化して飛べない雌を求めて雄が木々の間を飛び回っ ている。 26日までの夜間は、竜王山公園オートキャンプ場手前の三差路から山頂に通じる車道を車両通行止めにしている。 時間は午後7時半~9時半(土・日曜は10時)。雨天時は規制解除する。三差路手前の駐輪場を利用できる。