タイヤ点検、いま一度 青森県警高速隊が呼びかけ 八戸自動車道の脱落事故から1年
青森県八戸市の八戸自動車道を走行中の大型トラックからタイヤが脱落し、直撃を受けた男性作業員が死亡、別の男性作業員が軽傷を負った事故から1日で1年を迎えた。県警高速隊は2日、同市の八戸インターチェンジ料金所付近で、運転前点検による事故防止をドライバーに呼びかけた。 東日本高速道路(ネクスコ東日本)や東北運輸局、県トラック協会などを含む約20人が参加し、事故の犠牲者に黙とう。高速道路の利用者に「タイヤの点検などをお願いします」と声をかけながら、冬タイヤへの交換やナットの増し締めに加え、日常点検の大切さを訴えるチラシを配った。 県警高速隊の栁井敏文副隊長は「県内、全国で二度とこのような事故が起こらないように願う。走行中に少しでもおかしいと感じたら、すぐに停止し、タイヤの点検をしてほしい」と話した。