<女川原発2号機>13年7か月ぶりに”再稼働”その後”臨界”に達する 地元から聞こえるキーワードは「安全」(宮城)
ミヤギテレビ
29日午後7時、『女川原発2号機』が13年7か月ぶりに再稼働。 およそ5時間で「臨界」に達した。 東北電力によると、これまでに異常は確認されていない。 起動スイッチ・カウントダウン)3,2,1 東北電力は、29日に『女川原発2号機』の原子炉を起動し、30日午前0時すぎに核分裂が安定的に続く「臨界」に達したことを確認した。 東北電力によると、これまでに異常は確認されていない。 13年7か月ぶりとなる再稼働から一夜明け、周辺の自治体から聞こえてくるのは「安全」というキーワードだ。 石巻市・齋藤正美市長 「女川原子力発電所の安全性の更なる向上、地域住民に対する丁寧な説明や情報発信をしっかりと果たしていくことを、強く求めました」 女川町民 「やってだめだとか、もう二度と原発反対という考えはないんですけど、安全でかつクリーンな運転をしてもらいたいなと思います」 「(原発は)女川になくてはならないものだと思いますけれど、人間が作っているのもので100パーセント安全というものはない。(避難路の)拡張とか周知していただければ」 一方、仙台市内ではー。 街の人 「再生可能エネルギーとかより、原子力の方が発電量が多いことや安定していると聞いたことがある。危険でなければ、私は原子力発電に賛成」 「(原発は)産廃物が出る・貯まる一方で、処理が決まってないので基本的に反対」 東北電力は、11月7日に発電をスタートさせ、12月頃から本格的な送電を始める予定だ。