杉野遥亮“歩”「山を愛せる山の医者になりたいんです」山岳医療を描くドラマが始まる<マウンテンドクター>
杉野遥亮が主演を務めるドラマ「マウンテンドクター」(毎週月曜夜10:00-10:54、カンテレ・フジテレビ系※初回は夜10:00-11:09)が、7月8日(月)にスタートする。放送に先駆けて杉野からコメントが到着した。 【写真】歩(杉野遥亮)と江森(大森南朋)はたびたびぶつかり合う ■山岳医療の現場を描く作品 本作は、信濃総合病院の山岳医療の現場に放り込まれた青年医師が、さまざまな思いを抱えた山岳医や患者と触れ合い、現実と向き合いながら成長していく姿を、圧倒的なリアリティーと壮大なスケール感で描く山岳医療ドラマ。長野県松本市を舞台に描かれる。 ■杉野遥亮「期待していてください!」 ドラマ撮影は中盤に差し掛かっているが、手ごたえについて杉野は「やるべきことがたくさんあり、いろいろなことに追われてあわあわする瞬間もあります。ですが、迫力のある映像や、魅力的な画が撮れているのではないかなと思います。僕も、完成した映像を見るのが楽しみです」とニッコリ。 また、杉野演じる主人公の宮本歩が、院長(檀れい)に指名されて参加することになった山岳医療チームMMT(マウンテン・メディカル・チーム)の雰囲気については、「手術の場面など、チームがひとつにならないと出来ないようなシーンは、一体感があり、すごくチームとしてまとまっているなと思います。反対に、カンファレンスのシーンは、八嶋智人さんが中心となって、別の空気感をお届けできると思います。役のキャラクター性もあり、僕としてはちょっと傍観している感じですが…(笑)」とコメント。 さらに、「山で撮影ができること自体、贅沢だなと思っていますし、その映像美を画面を通してテレビドラマでお届けできるのはすごくうれしいです。あとは、自分たちが役の心情などを丁寧に伝えていくことができれば、もっともっといい作品がお届けできると思っています。日々、一生懸命頑張っていますので、期待していてください!」とメッセージを寄せた。 ■「マウンテンドクター」第1話あらすじ 第1話は―― 北アルプスの麓にある長野県松本市で生まれ育った宮本歩(杉野)は、ある大切な約束を胸に医師になった整形外科医。11年ぶりに地元に戻り、松澤周子(檀れい)が院長を務め、同級生で麻酔科医の村松典子(岡崎紗絵)がいる信濃総合病院に勤務することになるが、着任早々、整形外科と山岳診療科を兼務するよう命じられる。山岳看護師の鮎川玲(宮澤エマ)によると、山岳診療科は、山で起きた病気やケガの対応と、週1回の山岳外来での診察、さらに、土日には山小屋で泊まり込みの勤務も行うという。事前に何も聞かされていなかった歩は突然の話に戸惑うが、周子には何やら狙いがある様子。 しばらくして、外来で診察中の歩の元に、近くの山で遭難事故が発生したとの知らせが入る。周子の指示で、歩は早速、救助用のヘリに乗って現場へ。しかし、眼下に北アルプスの山々が見えてくると、ある記憶がフラッシュバックし、徐々に呼吸が荒くなっていく。 現場では、登山用の装備とは思えない軽装の若者6人組が倒れていた。そのうち、ケガを負った2人の応急処置を終えた歩は、彼らから病院へ搬送するよう救助隊に指示。ところが次の瞬間、転んで胸を打ったという別の1人が、胸が痛いと苦しみ出す。患者の意識レベルが低下していくなか、原因がわからず歩の焦りがピークに達し…。 病院に戻った歩は院長室を訪ね、なぜ自分が山岳診療科に配属されたのか周子を問いただす。するとそこへ、周子から呼ばれた白衣姿の男が入ってくる。男の名は江森岳人(大森南朋)。同じ病院の循環器内科医で、歩と同じく山岳診療科兼務。そのうえ、国際基準の検定に合格した医師だけがなれる国際山岳医だった。 ――という物語が描かれる。 ■自然の恐ろしさと素晴らしさが描かれる予告動画に反響 公式ホームページなどで見ることのできる予告動画は、「山を愛せる山の医者になりたいんです」という歩のせりふとともにスタート。歩が山で患者を背負い走っている様子や、ヘリコプターに運んでいる様子などが描かれる。 江森から「山をなめてるからこういう目に合うんだ」と告げられているように自然の恐ろしさと、小松真吾(向井康二)が言うように「山は人を笑顔にさせる素晴らしいところでもあると思うよ」と自然の素晴らしさも映し出される。動画の最後では「なろうと思う。俺にしかなれない医者に」という歩の宣言も。 視聴者からは「壮大なスケール、命と向き合う姿にぐっとくる」「すでにハラハラドキドキ」「焼き鳥屋のしんちゃんいいこと言う」「映像と主題歌が合ってて楽しみ」など期待の声が寄せられている。