「懐かしい」閉業銭湯など“レトロ”を活用 地域活性化に向け実証実験
熊本放送
歴史ある町並みを形作る「町屋」を、新たな店舗形態で利活用する実証実験が行われています。 「すごい、見て。ここお風呂屋さんだったんだよ」(訪れた人) タイル張りのレトロな雰囲気の大浴場に古着やレコード、そして彫刻まで。 ここは風情ある町並みを残す、熊本市南区川尻にある老舗銭湯・冨之湯(とみのゆ)です。 冨之湯は、2019年に営業を終えましたが、大正から昭和初期に造られた昔ながらの町屋を活用して地域を活性化させようと、熊本市が実験的に28日1日限定で開放しています。 「(銭湯に)小さい頃来たことがあったので、懐かしい気分がしました。古い建物を使ってもらうのはいい気がします」(訪れた人) 「年に何回か(来ていました)いいお風呂だった。大人も懐かしくていい企画でよかったです」(訪れた人) 一般開放は、28日午後4時までです。
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