志賀原発で放射能の影響なし 能登地方で震度5弱
26日夜に石川県能登地方で最大震度5弱を観測した地震で、北陸電力によると、同県志賀町の志賀原子力発電所に設置している放射線監視装置(モニタリングポスト)の値に変化はなく、外部への放射能の影響はないという。志賀町では震度5弱、1号機原子炉建屋の地下では震度3を観測した。 1、2号機とも使用済み燃料貯蔵プールの冷却機能に異常はなかった。外部電源や監視設備、冷却設備と非常用電源等の機能も確保しており、原子炉施設の安全確保に問題はないとしている。 26日午後11時ごろ、2号機の取水槽の水位計でプラス0・6~マイナス0・7メートルの水位の変動を確認しているが、水位の変動によるプラント設備への影響はないという。【27日午前1時50分更新】