北播磨最大級のアジサイ園、白や紫3千株が見頃に 併設カフェで期間限定スイーツも 兵庫
北播磨最大級のアジサイ園「都麻乃郷(つまのさと)あじさい園」(兵庫県西脇市坂本)が今シーズンの営業を開始し、約3千株が徐々に見頃を迎えている。約1万2千平方メートルの広大な敷地を白やピンク、紫の大輪が彩る。開花のピークは今週末から来週中ごろまでとなる見込み。 【写真】期間限定メニューの「あじさいクリームソーダ」 高野山真言宗の古刹(こさつ)・西林寺に隣接する同園は、昭和40年代に地域住民の手で雑草や木々を切り開き、アジサイ園として整備された。車いすの人でも楽しめるよう、舗装された周遊路が設けられている。 今年は16日から営業を開始したが、市あじさい協会の松尾泰幸会長(71)は「天候不順により生育が遅れ、花の数は例年よりやや少ない」という。 併設のコミュニティーカフェ「TUMA(ツマ)こいカフェ」からは園内を一望できる。「あじさいクリームソーダ」(税込み400円)や「あじさいヨーグルトゼリー」(同300円)など、期間限定メニューを販売している。 午前9時~午後5時。今シーズンの営業は7月7日までで、期間中は無休。入場には整備協力金300円が必要。駐車場あり。ペットは連れ込み不可。同協会TEL070・1776・8999 (伊田雄馬)