【広島】新井貴浩監督 「大好き」松山の思い出は「松井秀喜さんが大遅刻して来たのに、平然としていた」
広島・新井貴浩監督(47)が松山で行う14、15日のヤクルト戦を心待ちにした。12日の中日戦(マツダ)が雨天中止となった後、「松山は大好きなんですよ」と思い出を語った。 プロ4年目の02年に球宴初出場。その第2戦で本塁打を放った舞台が松山だった。「風がすごいアゲンストで、松井秀喜さん、中村ノリ(紀洋)さんの打球も押し戻されていたのに、ボクの打球はスタンドに届いた。これでも、それなりのバッターだったんですよ」と冗談めかして笑った。松山では公式戦でも05年、阪神時代の13年に本塁打。通算15試合で打率3割3分9厘をマークした。 また、02年の球宴では本塁打以外の思い出も。「松井秀喜さんが大遅刻して来たのに、平然としていて。こっちは緊張しまくりだったのに、さすがだなぁ、って感心しましたよ」。スターの仲間入りをした思い出の地に、監督として初めて乗り込む。(井之川 昇平)
報知新聞社