新聞販促グッズ制作の（株）スピンドル（東京）が破産
（株）スピンドル（千代田区）は3月1日、東京地裁に破産を申請し同日、破産開始決定を受けた。 申請代理人は横山兼太郎弁護士（西村あさひ法律事務所・外国法共同事業、千代田区大手町1－1－2）。 破産管財人には小畑英一弁護士（TF法律事務所、千代田区平河町2－7－5）が選任された。 負債総額は債権者240名に対して約52億6000万円。 大手新聞社を主体に営業基盤を構築し、古紙回収袋の作成販売を主力に事業を展開していた。プロ野球のグッズや洗剤、入浴剤などの販促品全般における企画制作及び販売も手掛け、2010年1月期には売上高約39億5071万円をあげていた。 しかし、約10年ほど前に粉飾決算が発覚。以降、立て直しを進めていたが、2023年1月期の売上高は約32億6700万円まで減少した。ここにきて改めて粉飾が発覚し、私的整理も検討したが、事業継続が困難となった。 ※（株）スピンドル（TSR企業コード:291342094、法人番号:7010001064276、千代田区神田司町2－2、設立1979（昭和54）年2月、資本金2000万円）
