あす23日(火)から25日(木)にかけては今シーズン最強寒波がやってきます。北陸など日本海側では大雪・大荒れとなり、太平洋側でも雪の降る所がありそうです。

23日(火)午後11時の雨雪・風の予想

　きょう22日(月)は日本海側の雪や雨は小康状態となっていますが、今夜には次第に雨の範囲が広がってきます。それが23日(火)には雪に変わり、日本海側だけでなく、九州南部など太平洋側でも雪の降る所がありそうです。特に北陸の山沿いを中心に大雪になることが予想され、また、非常に風が強まることで猛ふぶきになるおそれがあります。車の運転などは注意が必要です。さらにその後も25日(木)頃にかけて次から次へと雪雲が流れ込み続けるため、積雪が急増する所もあるでしょう。なだれや落雪、着雪、被災地では積雪の重みによる家屋の倒壊にも注意が必要です。

週間予報(天気・気温)

　また、今回は寒気が強いため、太平洋側でも雪が予想されています。あす23日(火)は鹿児島で、あさって24日(水)は大阪や広島でも雪マークが付いています。一方、東京は晴れる日が続きますが、 　24日(水)と25日(木)は最高気温が10℃に届かず、25日(木)の朝は0℃まで冷え込む見込みです。今週中頃は大雪と厳しい寒さに注意が必要です。 （気象予報士・多胡安那）