写真：Impress Watch

ZOZOは、事業者向け計測業務効率化サービス「ZOZOMETRY」(ゾゾメトリー)の正式提供を開始した。ZOZOSUITを着用する計測方法に加えて、スマートフォンで身体計測が可能な“ZOZOSUITなし計測”も新たに提供される。 【この記事に関する別の画像を見る】 ZOZOMETRYは、事業者の計測業務を効率化し、採寸が必要な服の売上拡大・コスト削減に貢献するという事業者向けサービス。3D計測用ボディースーツ「ZOZOSUIT」の計測テクノロジーを活用し、ZOZOSUITを着用する計測と、ZOZOSUITを使用しない計測の2種類の身体計測方法が提供される。 専用のスマートフォンアプリを使って身体をスキャンし高精度な3Dデータを生成、独自AIを用いて身体の計測数値を算出する。計測した身体データは管理ツールに自動的に連携され、一元管理が可能。 ZOZOMETRYを利用することで、最大で身体の139カ所を、約1分で高精度に計測可能。利用にあたって事業者は大きな設備投資やシステム開発が不要で、アカウントの申込みだけで簡単に導入できる。 計測者に特別なトレーニングは不要で、スマートフォンのカメラを用いて、場所を選ばずにどこでも計測できる。事業者の人手不足や計測者ごとの計測結果のばらつきを解消でき、採寸が必要な服の売上拡大やコスト削減が期待できるとしている。 すでにオーダー服や衣料品の研究開発の分野で導入が決定。今後はフィットネスやゲーム、医療などの、ファッション以外の分野への提供も目指す。