アリアナ・グランデ、ミュージカル女優への転身を計画か 映画『ウィキッド』で「昔の私に再び繋がった」
間もなくアメリカで公開される映画版『ウィキッド ふたりの魔女』でグリンダを演じたアリアナ・グランデ。活動の場を音楽界から劇場に移すことも考えていることを明かした。 【写真】アリアナ・グランデの豪華ステージ衣装ヒストリー57選
今週、この映画で共演したボーウェン・ヤングが配信しているポッドキャストに出演したアリアナ。彼女は17歳のときニコロデオンのシットコム「ビクトリアス」に出演して大ブレイクしたが、デビューはブロードウェイのミュージカル「13」。元々ミュージカルが大好きで『ウィキッド』は憧れの作品だった。ポッドキャストでは、舞台で演技することを「私のハート」と表現した。「私は今からとても怖いことを言うつもり。ファンやみんなを絶対怖がらせると思うけれど」と前置きした後、「私はいつも音楽を作っていくつもりだし、ステージに上がる予定。いつだってポップなことをやっていくつもり。でもこれまでの10年のようなペースでこれからの10年をやっていくとは思っていない」。『ウィキッド』に出演したのをきっかけに自分のルーツを再確認したと示唆した。
アリアナは「ミュージカルからキャリアを始めた自分、コメディが大好きな自分と再び繋がることで癒される」「意味のある役、ふさわしいと思える役、いい仕事ができる役、素材に敬意を払える役ならなんでもやりたい。その方が自分のためにずっといいと思う」とコメント。最後に「私、感情的になっているね」と付け加えていた。
アリアナはこの作品に本名のグランデ=ブテラの名前でクレジットされている。その理由についても最近こう説明していた。「これは10歳のとき、初めて『ウィキッド』のショーを見に行ったときの名前なんだ。だからこの名前で出演することは、作品を称えるとても素敵な方法のように思えた」「グリンダやエルファバから学んだことを通して、いろいろな意味で自分の家に帰ってきたような気がする」。来年初めに開催されるアカデミー賞でも女優部門でもノミネートされるのではないかと噂されている。ちなみにこの映画にも出演し、現在アリアナと交際中のイーサン・スレーターも舞台をメインに活動している。アリアナも舞台女優としてのキャリアを築いていくのか、今後の動きを見守りたい。