【広島】エースが“Gキラー”ぶり発揮で2勝目 小園海斗に頭をさげるルーチンで勝利たぐり寄せた
◆JERAセ・リーグ 広島2―0巨人(17日・マツダスタジアム) 大瀬良が“Gキラー”ぶりを存分に発揮した。5回2死満塁。「絶対に抑えてやるという全力投球だった」と、4番・岡本和を左飛に仕留めた。毎回走者を背負いながら、6回無失点で2勝目。今季、巨人戦は11イニング無失点。本拠での巨人戦は昨季にプロ初黒星を喫したものの、通算18戦目にして12勝目となった。 “おまじない”で勝利をたぐり寄せた。最近は、ロッカールームで小園に「よろしくお願いします」と頭を下げることをルーチンとし、その4番が初回2死三塁から決勝二塁打。昨秋の右肘手術後、最多の108球の力投で応えた。 今季初のカード初戦の先発だった。「いい序列で投げさせてもらいたいのは誰しもが思うところ。少しずつ信頼をつかんでいく」。チームにとっても週明けの阪神戦を含め、上位2チームとの本拠6戦の初戦の貴重な白星。貯金を今季最多タイの1に戻した。(畑中 祐司)
報知新聞社