【写真：Getty Images】

　ロサンゼルス・ドジャースが、ワールドシリーズでニューヨーク・ヤンキースと対戦する。注目を集める大谷翔平選手は、ワールドシリーズで投手として登板する可能性が辛うじて残っているため、ヤンキースを率いるアーロン・ブーン監督はそれに備えているようだ。米メディア『CBSスポーツ』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 　大谷は昨季終盤に右肘の靱帯を断裂した後、手術を行なったことで今季の登板が不可能になった。現在は投手復帰に向けてリハビリを続けており、たびたびマウンドに立つ可能性が報じられている。ドジャースを率いるデーブ・ロバーツ監督が大谷の投手起用を示唆したこともあったが、これまでにポストシーズンで大谷の二刀流出場は実現していない。 　そんな中、大谷の救援登板に備えているか質問されると、ブーン監督は「それについてはあまり考えていないが、もしそうなれば、我々はあらゆることに備えるつもりだ」と答えた。そして、同メディアもシリーズ後半で1イニングだけでも大谷が登板するかどうかについて「ありえる話だ。ドジャースは彼がブルペンでウォーミングアップする姿を見るまでは、誰にもそのことを明かさないようだ。それがどんなに楽しいか夢見るだけだとしても、考えるのは確かにいいだろう」と報じている。