激闘を終えたダーク・シルエタ(右)と、メキシコでの再会を約束したウナギ・サヤカ

〝お騒がせ女子プロレスラー〟ことウナギ・サヤカが、7冠王を目指す。 　メキシコの主要団体・CMLL、メキシコ観光、LADYS　RINGの3社合同で開催された「ルチャフェス2」（28日、東京・新木場1stRING）でCMLL日本女子王者のダーク・シルエタを撃破。DDTのアイアンマンヘビーメタル級王座、米国のKitsune王座を保持するウナギは3冠王に輝いた。 【写真4枚】ウナギ・サヤカ vs ダーク・シエルタ 熱戦フォト 　試合後には毎年10月に行われるCMLL女子グランプリ（イリミネーションマッチ）の第1回優勝者であるシルエタに今年度の参戦を呼びかけられ、メキシコ行きが決定的に。「私は絶対にメキシコに行きます！　今までグランプリで優勝した日本人女子選手はいない。史上初の快挙を成し遂げます！」と宣言した。 　優勝の先まで見据えているウナギは、CMLL世界女子王者のステファニー・バッケルの首を狙う。バッケルも同王座に加え、CMLL世界女子タッグ王座、新日本プロレスのSTRONG女子王座を保持する3冠王。AEWと新日本の合同興行「Fоrbidden　Dооr」（30日＝同7月1日、ニューヨーク州ロングアイランド・UBSアリーナ）でバッケルはSTRONG女子王座をかけ、TBS女子王者のメルセデス・モネとの2冠戦を控える。 　ウナギは「モネのベルトを取って4冠王になったステファニー・バッケルから、全部のベルト奪ってウナギ・サヤカが7冠王になります！」と壮大な夢をぶち上げた。プロレス界の頂点を目指すウナギがメキシコでも大暴れだ。