丹後ちりめんや素朴な器、ご当地麺のグッズ…丹後のポップアップを東京・大阪で開催
コロカルニュース
■地元のカルチャーが詰まったユニークなアイテムが勢揃い 京都府の最北部に位置する丹後地域。日本の原風景が残され、土地に根づいたものづくりが今も続いています。 【写真で見る】丹後でおなじみの牛乳、ヒラヤミルクのパッケージが丹後ちりめんでポーチに。何ともかわいいコラボ。 そんな丹後をフィーチャーしたイベントが、アーバンリサーチが展開する、日本の地域の魅力発信プロジェクト〈JAPAN MADE PROJECT〉で始まります。 今回は同プロジェクトのなかでも、各土地の名産品やつくり手たちの想いを届ける期間限定ポップアップイベント〈SHARE THE LOCAL〉が9月に東京、10月に大阪で開催。 丹後の26ブランドが集って設立した〈NEW WeAVE NEW TANGO(ニューウィーブ ニュータンゴ)〉と連携し、丹後を拠点に活動するつくり手やメーカーのユニークな作品や名産品が登場します。 大阪から京都府北部ののどかで穏やかな海の城下町・宮津へ移住し、工房を開いた秋鹿(あいか)さんが手がける〈AIKA CRAFT(アイカクラフト)〉。宮津のような素朴であたたかな器をコンセプトに、自然の風景や素材をテーマにシンプルで飽きのこない器を手がけています。底面には鹿のシンボルマークが。 丹後の織物文化を用い、趣向を凝らしたオリジナルテキスタイルを展開している〈PARANOMAD(パラノマド)〉。「世界にひとつの窓へ、世界に1枚のカーテンをつくりたい」という思いからスタートした同ブランドならではの、唯一無二のテキスタイルが見つかるはず。 約1300年続く織物産地である丹後で、「やさしい、を織りなす。」をコンセプトに丹後ちりめんを使ったアイテムを企画・製造している〈たてつなぎ〉。地元の食品メーカーとコラボレーションしたキャッチーなプロダクトは、持っていると一目置かれそうです。 丹後半島にあるブナの森の麓の村で育てた楮や山の身近な植物から、時間をかけて昔ながらの製法で紙をつくる〈いとをかし〉。その神聖な手法でつくり出される紙の多くが、美しいプロダクトに用いられています。 キャンディや丹後ちりめんなど、地元の魅力をかたちにしたユニークなアイテムを製造している〈amame〉。日本三景のひとつ・天橋立、その近くの伊根の舟屋をぎゅっとキャンディにした「天橋立キャンディ」「伊根の舟屋キャンディ」は贈り物やお土産にもピッタリ。パッケージについた丹後ちりめんでできたリボンは、洋服につけたり、ヘアゴムのモチーフにしたりと飴を食べ終わったあともいろいろ活用できそうです。 隠れた宮津名物「宮津カレー焼きそば」がインスタント麺に。カレーと焼きそばというありそうでなかった組み合わせの虜になるかも。キュートなオリジナルキャラクターやパッケージのキーホルダーも販売されています。 京丹後の厳しい四季を経て実ったオリーブから生まれた、エキストラバージンオリーブオイル〈KANDAN〉。家族経営の小規模農園で、オリーブの実をひとつひとつ丁寧に選別し搾油、フルーティーさとハーブの香りが共存する、繊細かつ力強い風味が魅力。新鮮さと風味を保った、最高品質のオリーブオイルです。 知らなかった丹後の魅力にたくさん出合えること間違いなし。気になる方はぜひ足を運んでみてください。 information SHARE THE LOCAL 丹後 東京での会期:2024年9月6日(金)~9月24日(火) 場所:URBAN RESEARCH Store 東京スカイツリータウン・ソラマチ店 大阪での会期:2024年10月4日(金)~10月17日(木) 場所:URBAN RESEARCH ららぽーとEXPOCITY店 Web:JAPAN MADE PROJECT 公式サイト、URBAN RESEARCH MEDIA Instagram:@japan_made_project writer profile Kanae Yamada 山田佳苗 やまだ・かなえ●島根県松江市出身。青山ブックセンターやギャラリースペース、ファッション・カルチャー系媒体などを経て、現在フリーのライター、編集者として活動中。まだまだ育ち盛り、伸び盛り。ファッションと写真とごはんが大好きです。 【コロカルニュース】とは? 全国各地の時事ネタから面白情報まで。コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。