谷川俊太郎さん各地で追悼 大分県内でも園歌や校歌を手掛ける「大事に歌い続けて次の世代に繋げていく」
日田市にある昭和学園高校では、共学になった22年前から谷川さんが作詞した校歌を歌い続けています。 ◆昭和学園高校 草野義輔理事長 「たまたま私の知り合いに谷川先生とコンタクトをとれる人がいた」 ◆校歌を歌う生徒たち 「ふりむけば 友がいる苦しい日々をわかちあい」 1番から3番まで書き下ろされた歌詞はそれぞれ、昭和学園が設けている3つの綱領にちなんだものになっています。 また、校歌を歌い始めたその年には谷川さんが学校を訪れ詩の朗読などを行ったということです。 現在、校内の一角には追悼の意を込めて谷川さんの著書などを集めたブースが設置されています。 ◆昭和学園高校 草野義輔理事長 「私たちとしてはこれだけの先生に作ってもらった校歌なので大事に歌い続けて次の世代に繋げていくことが1番の追悼になると思う」 数々の作品を残した谷川俊太郎さん。その詩と想いは県内でも紡がれています。
テレビ大分