大谷翔平「48本塁打120打点32盗塁 打率.320 OPS1.033」ペースより“スゴい事実”ドジャース1年目と昨季エンゼルス各種記録を並べると…
オオタニが去ったエンゼルスの観客動員はどうなった?
話を戻して――大谷が去ったロサンゼルス・エンゼルスの観客動員はどうなのか? 2023年:3万2600人(12位)→2024年:3万341人(13位) エンゼルスも人気球団の1つだが、今季の観客動員は若干下がっている。 観客動員でいえば、MLB球団の格差は驚くべきものになっている。「マネーボール」で一世を風靡したオークランド・アスレチックスは、エンゼルスと同じア・リーグ西地区だが、観客動員は以下のようになっている。 2023年:1万276人(30位)→2024年:7279人(30位) NPBで最も観客動員が少ない西武ライオンズでも2万1100人だから、その3分の1強しか動員していない。 アスレチックスで「マネーボール」の立役者となったビリー・ビーンGMは、今も副社長として在籍している一方で、観客動員が伸び悩んでいる本拠地のオークランド・アラメダ・カウンティ・コロシアム(キャパ3万5067人)からの移転を決定。2028年からラスベガスを本拠地にすると発表した。今は「つなぎ」の時期ということで球団は動員に力が入っていないし、ファンも興ざめ状態になっている。ドジャースタジアムではチケットが高騰しているが、オークランドでは1枚1000円程度のチケットもある。 8月2日から4日は、オークランドでアスレチックス対ドジャースのカードが組まれている。さすがにチケットは高くなるだろうが、大谷の試合をよい席でゆったり見るには、オークランドが「穴場」なのかもしれない。
折り返し点での大谷とドジャース打線の成績は…
さてドジャースは現地6月25日の試合で、81試合を消化した。162試合の折り返し点だ。 この日のドジャースの打線は、成績を含めてこうなっていた。 1指:大谷翔平78試309打99安24本60点16盗 率.320 OPS1.033 2捕:スミス68試254打67安11本46点0盗 率.264 OPS.801 3一:フリーマン81試297打89安12本48点3盗 率.300 OPS.907 4中:パヘズ61試228打58安8本23点1盗 率.254 OPS.718 5右:ヘイワード35試96打22安4本17点3盗 率.229 OPS.778 6遊:ロハス50試137打38安3本15点3盗 率.277 OPS.753 7二:ラックス62試209打47安2本19点3盗 率.225 OPS.580 8左:バルガス13試32打11安1本6点1盗 率.344 OPS.968 9三:ビジオ9試25打5安0本1点0盗 率.200 OPS.595 さらにこの日はスタメンを外れたが、 左:ヘルナンデス79試303打77安18本54点4盗 率.254 OPS.813 というスラッガーがいる。またIL(負傷者リスト)には、遊撃手のムーキー・ベッツ、三塁手のマックス・マンシーもいる。 遊:ベッツ72試283打86安10本40点9盗 率.304 OPS.892 三:マンシー40試139打31安9本28点0盗 率.223 OPS.798 ドジャースは50勝31敗で、ナ・リーグ西地区の首位を走っている。ベッツ、マンシーら主力選手を欠く中で、大谷が強豪ドジャースの絶対的な中心打者になっていることがわかる。 折り返し点での成績なので――単純に倍にすれば、今季の成績が予想できる。 156試618打198安48本120点32盗 率.320 OPS1.033 もう少し頑張れば、イチロー以来の日本人打者の200本安打も可能だ。2年連続本塁打王、首位打者、さらに30-30、トリプルスリーも達成することになる。打者としてはキャリアハイになる可能性が高い。
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