【RIZIN】惜敗の白川陸斗、家族への思いを聞かれ涙…「そこが一番悔しいです…」【試合後インタビュー】
■『RIZIN LANDMARK 8 in SAGA』(24日・SAGAアリーナ) 大会3週間前のオファーでスクランブル参戦し、矢地祐介と対戦するも一本負けした白川陸斗が、試合後インタビューで家族への思いを聞かれて「そこが一番悔しいです…」と涙を流した。 【RIZIN動画インタビュー】惜敗の白川陸斗、家族への思いを聞かれ涙…「そこが一番悔しいです…」 同大会ではライト級の「矢地祐介vs.キム・ギョンピョ」が決定していたが、キムのケガによる欠場のため、1階級下のフェザー級の白川が代打出場。試合は1ラウンドでは体格差を感じさせず白川が積極的に前に出る展開となったが、2ラウンドで矢地が組み付いて圧力をかけてポジションを奪い、ラウンド終了ゴングと同時にリアネイキッドチョークで白川を絞め落として失神させ、一本勝ちを収めた。 試合展開について「初めての佐賀大会をもりあげたかったので、1ラウンド勝負くらいの感覚でKOを狙っていこうと思っていたら、狙い通りになりすぎて『このままいけるかも』みたいなことを考えて。そうしたら2ラウンドで組まれて予想以上に削られてしまった」と振り返る。フィニッシュシーンは「残り10秒は見えていて、耐えられたと思っていたけど、映像を見返したら残り1秒くらいで意識が飛んでましたね」と明かした。 昨年9月の中原由貴戦に続き、今回がスクランブル参戦とはいえ2連敗となったことで「RIZINが遠のいてしまった感覚」と肩を落としたが、「勝つまでは執念で這い上がりたい」と闘志は消えていない。 佐賀は妻の実家が近いため今回が初めて子どもたちが会場で観戦、しかも三女の誕生日当日だったことから、試合前には「大事な誕生日で負けたら一生言われるだろうし、僕への接し方も変わってくると思うので」と必勝を誓っていた。 試合後に改めて家族への思いを聞かれると「まだ会っていなくて、それを一番思い出したくないところだし、一番悔しいですね…」と吐露すると同時に、白川の目から涙が溢れ出した。「下のチビ(次女と三女)はまだ何のことかわかってないでしょうけど、上の子(10歳)は父親の失神した顔を見て……」と言葉に詰まるも、「次は勝つ姿を見せたいです」と子どもたちに次戦の勝利を約束した。