パイレーツ、2013年MVPマカチェンと再契約 通算2152安打の球団レジェンドが17年目のシーズンへ
◆ パイレーツを代表する名選手が来季残留へ 現地時間23日、ピッツバーグ・パイレーツがアンドルー・マカチェン選手(38)との再契約合意を発表。2023年、2024年と同じ1年500万ドルの契約でピッツバーグに残留する。 マカチェンは2005年のドラフトで球団1巡目指名を受けてパイレーツに入団。2009年にMLBデビューを果たすと、2012年には打率.327、リーグ最多の194安打、31本塁打、96打点、20盗塁、OPS.953とキャリアハイの成績を残し、シルバースラッガー賞とゴールドグラブ賞を初受賞した。翌2013年には打率.317、21本塁打、27盗塁、OPS.911の活躍で球団21年ぶりのポストシーズン進出に導き、ナ・リーグMVPを獲得。2017年にはアメリカ代表としてWBCに出場した。 2018年にジャイアンツへトレード移籍してから5球団を渡り歩き、2023年からパイレーツに復帰した。今季は主に指名打者として120試合に出場し、打率.232、20本塁打、OPS.739という成績。オールスターゲーム出場5度、シルバースラッガー賞4度の実績を持ち、16シーズン通算2152安打、319本塁打、OPS.829をマークしている。 今季のパイレーツは球団41年ぶりの開幕5連勝を記録するも、最終的には76勝86敗、3年ぶりの地区最下位に沈んだ。オニール・クルーズやポール・スキーンズら若手スター候補を中心にチームを立て直し、2015年以来のポストシーズン進出を目指す。
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