【陸上】女子100m、200m五輪女王のトンプソン・ヘラーがアキレス腱負傷で選考会欠場 パリ五輪出場叶わずも「絶対に完治させて、また走る」
16年リオ五輪、21年東京五輪の女子100m、200mで2大会連続2冠に輝いているE.トンプソン・ヘラー(ジャマイカ)が自身のSNSを更新し、6月27日から始まるジャマイカのパリ五輪選考会を欠場することを表明。今夏のパリ五輪では2種目で3連覇の期待も膨らんでいたが、出場することすら叶わなくなった。 【画像】「I WILL BE BACK」 復活への意欲を語ったトンプソン・ヘラー 「このようなニュースを知らせるのは心苦しい」という書き出しで始まったSNSの投稿では、今月のニューヨークGPのレース中で負ったケガについて説明。メディカルチェックでアキレス腱に小さな断裂があることが判明し、その後回復に努めたものの、選考会に出場できるまでには至らなかったと明かした。 「今年のオリンピックに出場できないのは悲しいが、まずは自分の身体が第一」と、今後は治療に専念し、「絶対に完治させて、また走るつもり」と競技復帰に向けての意欲も見せた。 6月28日には32歳を迎えるトンプソン・ヘラー。「誕生日プレゼントは期待していたものじゃなかったけど、神様が私にのために準備しているものはなんであれ、待っています。そしてまだ私が達成していない目標に向かって努力していく。また戻ってきます」とファンに向けてメッセージも綴っている。
月陸編集部