自転車走行中のスマホ使用、「ながら運転」で大学生を摘発 佐賀県警、県内初 酒気帯び運転で大学生2人も
佐賀県警は7日、自転車を走行中にスマートフォンで通話していた佐賀市の男子大学生(23)に交通切符(赤切符)を交付したと発表した。スマホの「ながら運転」に罰則を新設した改正道交法が1日に施行した後、県内で摘発されたのは初めて。同様に罰則が設けられた自転車の酒気帯び運転で、佐賀市の18~19歳の女子大学生2人も県内で初めて摘発した。 県警交通指導課によると、男子大学生は6日午後11時半ごろ、佐賀市駅南本町の県道で、スマホを使って電話をしながら自転車を運転していた。女子大学生2人は7日午前4時20分ごろ、同市松原1丁目の市道で酒気を帯びた状態で自転車を運転していて、それぞれ呼気1リットル当たり0・46~0・48ミリグラムのアルコールが検出された。 女子大学生2人にも、赤切符を交付した。改正道交法で罰則が設けられたことについて、摘発された3人は「ニュースを見て知っていた」と話したという。