新田真剣佑vs森田剛“ド迫力アクション”にSNS興奮「めちゃカッコ良い」<ワンダーハッチ>
実写とアニメの2つの世界を舞台にしたオリジナルファンタジー「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」。1月17日より配信スタートした第7話は、最終回直前ということで、アニメで描かれる異世界と現実世界がつながる“目的”が明らかに。そして、新田真剣佑と森田剛による実写での見応えあるバトルシーンが繰り広げられた。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】胸アツ!新田真剣佑vs森田剛の激烈バトルシーン ■「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」とは 同作は、実写で描く現実世界「横須賀」と、アニメで描くドラゴンが棲む異世界「ウーパナンタ」が舞台。現実世界の女子高校生ナギと異世界から来た少年タイムが運命的に出会い、やがて互いに協力しながら世界の危機に立ち向かっていく。 ナギ役を清涼飲料水のCMやファッション雑誌などのモデルとして活動する中島セナ、タイム役を2023年7月期のドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ系)などで頭角を現している奥平大兼が演じる。そんなフレッシュなW主演コンビを支えるのが、新田真剣佑、森田剛、田中麗奈、三浦誠己、成海璃子ら実力派俳優たちと、津田健次郎、武内駿輔、大塚芳忠といった声優たちだ。 そして、作品全体の演出を、漫画原作を実写化した「東京喰種 トーキョーグール」(2017年)の萩原健太郎監督が務め、アニメーション監督を「劇場版 ONE PIECE STAMPEDE」(2019年)などの大塚隆史、キャラクター原案・コンセプトアートを「約束のネバーランド」(集英社)の作画を担当した出水ぽすか、アニメ制作を「攻殻機動隊」シリーズなどで丁寧な作画に定評があるProduction I.Gが手掛けるという、豪華な布陣となっている。 ■ナギの命はどうなる?タイムの相棒が覚醒する 前回ラストは衝撃だった。ナギの母・ハナ(田中)がウーパナンタ崩壊の筋書きを作った創造主であると、その命を狙ったスペース(森田)が放った矢がナギの体を貫いたのだ。血を流し、ひざから崩れ落ちるナギ。まさか主人公の1人がここで命を落とすはずがない…と思いつつ、1週間がドキドキだった。 ほぼ絶命していたが、結論から言えば、ナギは助かった。「また何もできなかった」と悔やむタイムがスペースに向かって「こんなことに何の価値があるんだよ」と嘆いたところで、タイムの相棒ドラゴンであるガフィン(CV:武内)が覚醒。その能力によってナギは傷が跡形もなく消えて息を吹き返した。 それから昏睡状態だったハナも目を覚ますと、驚くべき真相が明かされていった。 ■ピュトンピュトの恐るべき実態 ウーパナンタの神の島とされるピュトンピュトは、生きる意志を持った“世界”そのもので、大地の寿命が尽き始めたときに自身の崩壊を止めるべく、ウーパナンタに寄生。それによりウーパナンタの生態系が変わり、崩壊へと突き進むことに。 ピュトンピュトは動きを止め、完全進化するための“星”を探し、新たに寄生する機会を待っていたのだった。その星が、地球というわけだ。 ガフィンはピュトンピュトとナギたちのいる現実世界をつなぐハッチを開く“門番”であり、ハナは創造主ではなく、ピュトンピュトが作り出した物語を受容できる“想像力”を持っていたことで、次の星を探すために選ばれた人物だった。 世界が世界を喰い始める――。それにより現実世界=地球の生態系も乱れ始めてしまう。 そんなとき、ハナとナギがピュトンピュトの放つシャボン玉のようなものに捕らえられてしまった。現実世界に飛ばされていたウーパナンタの英雄・アクタ(新田)は自分の作る楽園を守るためという理由で立ち上がり、タイムはそれを理解しつつ、ナギを助けるために追随。一方、スペースはウーパナンタで苦しんでいる民を地球に移住させたいと、アクタたちを止めるべくピュトンピュトへ向かうことに。 ■予告で話題になった新田vs森田のアクションシーンが展開 ピュトンピュトにたどり着いたタイムとアクタの前にスペースが立ちふさがる。アクタとスペースはそれぞれの正義を抱え、目的が違う者同士のバトルが始まった。 2023年12月11日に行われた配信記念ワールドプレミアに登壇した森田は、このアクションシーンについて「ヒーヒー言いながら頑張っていました」と裏側を明かしつつも「泥臭く、パワフルに」と語った気迫を感じた。対して、新田はハリウッド主演作「聖闘士星矢 The Beginning」(2023年)や「るろうに剣心 最終章 The Final」(2021年)などで見せているダイナミックな動きが本作でも大いに発揮されている。ソードアクション、ワイヤーアクション、こぶしでの殴り合いと見応え十分だ。 そしてそのバトルの背景は、アニメ世界だったピュトンピュトが現実世界へ浸食しつつあるということで、CGが使われた描写に。実写とアニメが融合した新たな世界を美しく見せているのも見どころとなっている。 SNSには「戦闘シーン、めちゃカッコ良いです」「アクション最高」「映像がすごい」などと反響が寄せられている。 さてラストは、タイムがぐっと存在感を増した。「力で解決したって、同じことの繰り返しになるだけだよ!」とアクタとスペースの間に入ったタイム。「ならどうすればいい?」と問うスペースに、「分からない」と正直に答えるものの、ウーパナンタにいるときにはできなかった心の声を聞く能力が、ガフィンが覚醒したときに目覚めるなど、成長していた。 いよいよ次回が最終回。ナギとタイムはどんな冒険の終わりを迎えるのか、しっかりと見届けたい。 「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」は、ディズニープラスのスターで毎週水曜に新エピソードを独占配信中(全8話)。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部