いつ世界が終わるの?7歳の少女がつぶやく「夏の終わりに願うこと」本予告
第73回ベルリン国際映画祭でエキュメニカル審査員賞を受賞した「夏の終わりに願うこと」の本予告がYouTubeで公開された。 【動画】映画「夏の終わりに願うこと」本予告はこちら リラ・アビレスが監督を務める本作は、父の誕生日パーティのため祖父の家を訪れた7歳の少女ソルが過ごす夏の1日を描く物語。病気で療養中の父と久しぶりに会えることを楽しみにしていたソルだったが、「体を休めている」となかなか会わせてもらえない。大人たちへの苛立ちや不安が募る中、ついに父と再会したソルは“新たな感情”を知ることになる。映画初出演のナイマ・センティエスがソル役で主演を務めたほか、モンセラート・マラニョン、マリソル・ガセ、マテオ・ガルシア・エリソンド、テレシタ・サンチェスもキャストに名を連ねた。 本予告は、ソルが「私のお願いはなんだと思う?」「パパが死にませんように」と口にする場面からスタート。さらに、父を喜ばせるためにピエロのコスチュームを身にまとったソルや、誕生日パーティーの準備を進める親戚たちの姿が映し出されるが、父の容態は深刻でソルは面会を許してもらえない。彼女が父を思い「いつ世界が終わるの?」とつぶやくさまも収められた。 メキシコ・デンマーク・フランスの合作「夏の終わりに願うこと」は、8月9日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。 (c) 2023- LIMERENCIAFILMS S.A.P.I. DE C.V., LATERNA FILM, PALOMA PRODUCTIONS, ALPHAVIOLET PRODUCTION