「ロボットアイデア甲子園」で八幡浜高・酒井さんが3位 飼育員支援「あにまもる」(愛媛)
産業用ロボットの新たな活用法を高校生らが考える「ロボットアイデア甲子園」の全国大会で、動物園の飼育員を支援するロボットを提案した八幡浜高校2年の酒井花音さん(17)が3位の優秀賞に輝いた。 2024年大会には全国の高校生や専門学校生ら1543人が参加した。動物好きな酒井さんはとべ動物園を取材し、飼育員にとって動物舎の清掃作業が重労働となっていることに着目。より動物のケアに専念してもらうため、ロボットが清掃を支援し、多言語で来場者案内もするなど「ロボットと人間が手を取り合う社会の実現」を提言した。 ロボットの着想だけでなく、連日深夜まで作成したというプレゼン資料に加え「あにまもる」と名付けたロボットの模型を制作して審査員に訴えるなど、プレゼンテーション力も高く評価された。
愛媛新聞社