イマノル、久保建英の怒りを歓迎「彼はあのパフォーマンスを謝罪している。私はスタメン落ちで怒る選手が好きだ」| ラ・リーガ
レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督は、MF久保建英がスタメン落ちした際に怒りを感じていたことを認め、そしてその態度を歓迎している。 24日のラ・リーガ第2節、敵地RCDEスタジアムでのエスパニョール戦(1-0)で、途中出場から決勝点を決めた久保は、両耳に手を当てたり、自身のユニフォームをつまみ背面の「TAKE 14」のプリントを強調したりするパフォーマンスを披露。これがスタメン落ちに不満を表すものだったとも噂されている。 イマノル監督は27日に出席した会見で久保から謝罪されたことを明かしたが、その翌日のラ・リーガ第3節、ホームでのアラベス戦(1-2敗戦)の直前にも、この話題について触れている。 アラベス戦前、スペイン『DAZN』とのインタビューに応じた同指揮官は、久保がベンチスタートとなったことで怒りを感じていたことを認めつつも、そうした態度に好感を覚えていることを強調した。 「タケのゴールセレブレーションについて? 昨日も言ったことだが、タケはあのパフォーマンスについて謝ったんだ」 「彼はほかの選手同様、ベンチスタートとなったことに怒っていた。それはどんな選手だって感じる、当たり前の怒りだ。彼はスタメンとしてプレーすることを望んでいたし、怒りを感じるのは当たり前の範疇だろう」 「私はそういった選手たちが好きだ。ベンチスタートになったり、ハーフタイムや60分に交代を命じられて怒りを感じる選手たちがね。そして幸運なことに、そういった選手たちは大体、いつも結果を出してくれるんだよ」 なお久保はアラベス戦で先発フル出場を果たし、ドリブルでソシエダのゴールの起点となるなど、存在感を放っていた。