イクイップメントフロア・スタッフの四ケ所さん

　古民家カフェ「equipment:FLOOR（イクイップメントフロア）」（熊本市北区池田3、TEL 096‐201-1795）が4月1日で5周年を迎えた。（熊本経済新聞） 【写真】イクイップメントフロア、メニューと店舗 　「2002（平成14）年に中心市街地に店を構えて営業してきたが、2019年に現在の場所に移転しリニューアルオープンした」とスタッフの四ケ所仁美さん。中心市街地から移転し、郊外の住宅街にある古民家を改装して古民家カフェとして再スタートした。 　四ケ所さんは、もともと学生時代に客として通っていたが、アルバイトを経て現在は正社員として働いている。「結婚したり、子どもができたりと、働くスタッフそれぞれの生活スタイルが変化していくなかで、オーナーが『働きやすいような、生活スタイルに合わせた店にしていこう』と言ってくれた。移転前は中心市街地だったこともあり昼夜営業だったが、現在は昼のみ営業している」と話す。 　現在5人いるスタッフのほとんどが主婦。長く勤めるスタッフが多く、四ケ所さん自身も産休育休を経て2歳の子ども持つ母親。「子どもの病気や行事などで休みたいときには、みんなでシフトを調整して協力し合っている」と話す。 　看板メニューは、カレー教室も開くオーナーが作る「イクイプの2種のおすすめカレーセット」（1,680円）。水をほとんど加えずにトマト、タマネギ、ひき肉で作る辛さ控えめの「キーマカレー」と、インド風のスパイスを効かせた「チキンカレー」にサラダを添えてワンプレートにしたもの。旬の野菜を中心に作る総菜とドリンクが付く。 　カフェメニューのパフェやケーキも全て手作り。旬の果物を中心にメニュー化しているという。「今の季節はイチゴ、果物が少なくなる梅雨時期にはゼリーを使ったアジサイ、初夏には桃というように、基本的に毎月違ったメニューを用意している」と話す。 四ケ所さんは「郊外にある当店までわざわざ足を運んでくださるお客さまには感謝しかない。時間を忘れてのんびりと過ごしてもらえるよう、オーダーストップは15時だが17時まで営業している。これからも、お客さまにとってゆっくりと食事を楽しみ、のんびりできる場所であり続けたい」と話す。 　営業時間は11時～17時。