電力価格高騰に対して中小企業へ支援金を交付、今月25日より申請受付を開始 愛知県
愛知県では、特別高圧電力の価格高騰を受けて、中小企業者を対象に「第3期愛知県中小企業特別高圧電力価格高騰対策支援金」の申請受付を開始しました。 「特別高圧電力」とは、電圧が7,000Vを超えるものを指し、主に大規模な工場や商業施設など大量に電力を使用する施設にて利用されています。 愛知県によると、支援金の申請受付は2024年1月25日（木）から開始。申請の受付開始に先立ち、1月22日（月）より申請に関するコールセンターとホームページが開設されます。 支援金の対象者は、県内で特別高圧電力を受電している「中小企業者」と「工業団地及び商業施設等に入居している中小企業者」。交付金額は、「一月あたりの電力使用量 × 支援単価」にて算出します。第3期の対象期間は2023年10月～12月（2023年11月～2024年1月検針分）で、支援単価は各月1.8円/kWhになります。
申請受付は、愛知県中小企業特別高圧電力価格高騰対策支援金ホームページから、オンラインにて実施。申請時には、特別高圧電力を直接受電している場合は「特別高圧電力の受電契約書」や「対象期間の電力使用量が分かる書類」など、特別高圧電力を受電している施設に入居している場合は「入居している施設等の特別高圧電力の受電契約書」や「施設に入居している証明書」など書類が必要となります。 支援金は申請書の受理後、1か月～2か月後に申請時に指定した口座に振り込まれます。 申請の受付は、2024年1月25日（木）から3月14日（木）まで実施。オンライン申請ができない場合は、愛知県中小企業特別高圧電力価格高騰対策支援金事務局のコールセンターに連絡を。
