【速報】郡山出身の鈴木結生さんに芥川賞
第172回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が15日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は郡山市出身の鈴木結生さん(23)の「ゲーテはすべてを言った」(「小説トリッパー」秋期号)と、安堂ホセさん(30)の「DTOPIA(デートピア)」(「文藝」秋季号)に決まった。 鈴木さんは2001年福岡市生まれ。1歳から11歳まで郡山市で過ごした。受賞作はドイツの文豪ゲーテの研究者が、ゲーテの名言とされる出典不明の言葉を見つけ、その原典を探し奔走する姿を描いている。本県関係の芥川賞受賞者は、中村文則さん以来20年ぶり、8人目。
福島民友新聞社