オープンAI経営幹部が退社 人材流出相次ぎ混乱も
【ニューヨーク共同】対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を手がける米オープンAIのミラ・ムラティ最高技術責任者(CTO)は25日、6年半在籍した同社を退社すると表明した。ムラティ氏は、昨年11月にサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)が一時解任された際に暫定的なCEOに就いた。同社では幹部の流出が相次ぎ、混乱も懸念される。 ムラティ氏は自身のX(旧ツイッター)に「熟慮の末、オープンAIを離れるという困難な決断を下した」と投稿した。退社の理由については「自分自身の探求を行う時間と空間をつくりたいからだ」と説明した。