燃料デブリの試験的な取り出し 7日完了見込み(福島)
福島放送
福島第一原発で進む燃料デブリの試験的な取り出しで、デブリを運搬用の容器に入れる作業が終わり、取り出しの工程は7日完了する見通しとなりました。 東京電力は、2号機の格納容器の底でつかみ上げた、5㎜ほどの大きさの燃料デブリについて、格納容器の外の隔離部屋に出し、5日、放射線量が基準を下回ることを確認。 6日は、デブリを運搬用の容器に入れるまでの作業を終えました。 この容器は7日、専用のコンテナに回収される見通しで、これにより試験的な取り出しの工程が完了することになります。 デブリは8日以降に重さを計測した上で、茨城県にある国の研究施設に運ばれ、詳しく分析される予定です。