街じゅう華やかすまし顔、長岡市で「ひなものがたり」 江戸時代の貴重な人形など300体展示、3月5日まで
街なかの店舗などにひな人形を飾る「越後長岡ひなものがたり」が、新潟県長岡市内の29カ所を会場に開かれている。本町1のギャラリー沙蔵では、江戸時代の貴重な人形など約300体が、訪れた人を楽しませている。 長岡市商店街連合会などでつくる実行委員会が、市内全域の回遊を促す狙いで主催し、17回目。大手通り周辺の商店などのほか、市立科学博物館では、長岡藩主牧野家ゆかりの和装の正式な装束を伝える「高倉雛(びな)」などを展示する企画展を開いている。ギャラリー沙蔵では、江戸時代に作られた「元禄雛」や「享保雛」のほか、秋篠宮さまと紀子さまのご成婚を記念して作られた「有職雛」を展示している。 3月5日まで。