梶裕貴、TARAKOさんを追悼 共演を振り返り「今でもそのお言葉に励まされ続けています」
アニメ『ちびまる子ちゃん』のまる子役などで知られる声優のTARAKO(たらこ)さんが、63歳で亡くなったことを受け、声優の梶裕貴さん(38)が追悼しました。 【画像】“ちびまる子”などで知られる声優・TARAKOさん死去 3月公開の映画でも声優を担当 梶さんは自身のSNSで「誰にとってもそうであるように、自分にとっても、子どもの頃から、とても身近なお声として触れてきた方でした。そんな中、ありがたいことに、声優として、たった一度だけお会いすることができて。ご一緒させていただいたのは『ちびまる子ちゃん』の現場。歴史ある作品への出演、錚々たる大先輩方との共演に、僕はこれでもかと緊張していました。でもTARAKOさんは、そんなひよっこ声優の僕に対し、本当に本当に優しく接してくださって。おかげさまで、過度な緊張は和らぎ、無事にアフレコを終えることができました。スペシャル回ということもあり、収録後、声優陣での記念撮影があったのですが、帰り際、ご自身から「さっきの写真送るからね」と声をかけてくださり、ご連絡先まで教えていただけて」とコメント。 さらに「後日。素敵な写真と一緒に、愛あるメッセージが添えられていたんです。その中のひとつに「これからもお仕事がんばってね」というものがあり…僕は今でも、そのお言葉に励まされ続けています。わずか数時間ではありましたが『座長とはなんたるか』というお手本を、たくさん見せていただけたように感じています。自分も、そんな頼れる役者、人間になっていけるよう精進します」と、TARAKOさんの人柄を振り返りました。 最後には「お会いできて光栄でした。本当に、ありがとうございました。謹んでご冥福をお祈りいたします。まだまだ心の整理がつきませんが、これからも、仕事がんばります」と追悼しました。