伍代夏子が「能登半島地震復興応援チャリティーマッチ」で「知って、肝炎プロジェクト」啓発活動「ウイルス検査受けて」
歌手の伍代夏子(62)がこのほど、石川・金沢ゴーゴーカレースタジアムで開かれた「能登半島地震復興応援チャリティーマッチ」に参加し、ハーフタイムに厚生労働省「知って、肝炎プロジェクト」の啓発活動を行った。 ピッチに立った伍代は2月に金沢市の避難所、被害の大きかった七尾市、珠洲市を訪れ、支援活動を実施。「私が行った時は寒い時期でした。下水道やお水も使えない時だったので、皆さんの感染症を心配しておりました。このスタジアムの熱気や活気を、そのまま被災地に届けられたらと思っております」と話し、復興を願った。 肝炎対策特別大使を務めるが、自身は30代でC型肝炎ウイルスに感染。1年半のインターフェロン治療で完治した経験を持つ。 「肝臓が炎症を起こしていることを『肝炎』といいます。慢性化することが、とても怖い病気です。慢性化する原因として多いのがウイルス。痛くもかゆくもないので、無症状で知らないうちに進行してしまうので、これが一番怖いんです」と説明。「お願いに来たのは、検査を受けてください!ということです。血液検査で、ウイルスがいるかいないかが分かります。検査を受けて、ウイルスがいないことを確かめていただきたい」と呼びかけた。 地元・石川出身でツエーゲン金沢のFW豊田陽平(39)は、サガン鳥栖時代に同プロジェクトのスペシャルサポーターを担当。「肝炎はもちろん、健康が一番と思っています。常に3食しっかり食べて、しっかり寝る、そして、しっかり休む」と力説した。 「知って、肝炎プロジェクト」は2012年に始動。肝炎に関する知識や肝炎ウイルス検査の必要性を伝え、国民が肝炎に対する正しい知識を持ち、早期発見・早期治療に向けて行動することを目的としている。この日は一卵性三つ子のインフルエンサー・佐藤三兄弟、北陸地方を拠点に活動するアイドルグループ・ほくりくアイドル部も参加した。
報知新聞社