高さ300メートル。非常識にもほどがあるジェットコースターが計画中
高さ305mからのタマヒュン! 遊園地の定番アトラクションといえば、ジェットコースターが代表格ですよね。 各国では競い合うように、高さや長さがどんどん伸びています。
世界のコースター事情
たとえば富士急ハイランドの「FUJIYAMA」は高さ79mで、米国「シックスフラッグス・グレート・アドベンチャー」の「キンダ・カ」は139m。サウジアラビアで建設中の「ファルコンズ・フライト」は195m。 ですが2025年には、高さ1,000フィート(約305m)という非常識なコースターが誕生するのだそうです。
10年計画がやっと実現へ
この計画を語ったのは、インターナショナル・テーマパーク・サービス社のデニス・スピーゲル氏。 彼は10年前からこのコースター登場を予告しており、やっと今コンピューターとAI支援によるデザインの発達で実現可能になったとのことです。
場所はまだ秘密
1,000フィート・コースターの設置場所は秘密ですが、約305mから地上まで登って、最初に急降下するまでの広さが必要。垂直方向と横方向の力を受け止めるだけの、地盤の固さなども大事ですね。 技術的には可能ですが、あとは時間と資金の問題もクリアになれば実現が早まるようです。
ゴーグル着用が必須
最高速度も不明ですが、高さが増やすと位置エネルギーもデカくなるので、安全のために高度なブレーキシステムも必要になります。なので天候に関係なく、温度変化に適応できるオリジナルの制御プログラムとシステムが搭載されます。 まだ予想の段階ですが、乗客は少々の悪天候から身を守るべく、ゴーグルか何かしらの保護器具が要るだろうと話しています。これには夜の高速移動中でも景色が見えるように、赤外線ヴィジョンが組み込まれるだろうとのことです。
名前は「メガロドン」?
製造業者は、ここまで巨大だとコースター界のメガロドン(古代の巨大サメ)だと言っているそうな。スピーゲル氏は「悪くない名前だね!!」と反応しているので、もしかしたらそのまま定着するかも?
タマヒュン度はいかに?
筆者はローラーコースター好きですし、もし「メガロドン(仮)」ができたら体験したいと思います。 アメリカのシックス・フラッグスでもいろいろ乗ったことがありますし、バイクで高速道路を走ってもゴーグルやヘルメットをしていれば何ともないので速いのも大丈夫。 あとはタマヒュンがどれほど来るか?ですけどね。 Source: International Theme Park Services, Inc. via EXPRESS US
岡本玄介