東洋大姫路「最後に監督を甲子園へ」願い届く 選抜高校野球出場決定
第94回選抜高校野球大会の選考委員会が28日、オンラインで開かれた。 14年ぶり8回目の出場が決まった東洋大姫路(兵庫)では、春夏通算で6回目の指揮を執ることになった藤田監督の3月末での退任が決まっている。「最後に監督を甲子園へ」と心を一つにして練習に取り組んできたチームに朗報が届いた。昨年の秋季近畿大会は多彩な変化球と制球力が持ち味の右腕の森を中心とする堅実な守備で粘り勝ち、ベスト8まで進んだ。 【喜ぶセンバツ出場校の球児ら】 主将の岡部は「監督も選手も力を合わせ一つになって、一試合でも多く野球をしたい」と意気込む。藤田監督は「甲子園は人生の目標としてきた厳しい場所。泥臭く、全力疾走する東洋大姫路らしい野球を見せたい」と力を込めた。【後藤奈緒】 ◇全31試合を動画中継 公式サイト「センバツLIVE!」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2022)では、大会期間中、全31試合を中継します。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu)でも展開します。出場決定号外はデジタル紙面でご覧いただけます。