（写真：HTB北海道ニュース）

北海道の十勝管内に住む７０代の男性が実業家を名乗る人物などから原油先物取引へのうその投資を勧められ１１００万円をだまし取られました。 警察によりますと２月下旬、男性はインターネットで投資関係のサイトを見ていたところポップアップ広告が表示され、クリックしたところ実業家を名乗る人物が開催する勉強会へ誘導されたということです。 その後、ＳＮＳでアシスタントを名乗る人物と連絡をとるようになり「資産倍増計画が大成功した」「３０％のリターンが得られた」などと言われうその投資用アプリをダウンロードするよう促されました。 ダウンロードした男性はアプリ上で別の人物から原油先物取引用として振込先を伝えられ、１００万円を振り込むとその後、利益として１万５０００円が戻ってきたということです。 信じた男性は計４回合計１１００万円を振り込んだものの、４月中旬に突然アプリが動作しなくなりました。 男性がインターネットで調べてみたところ同じ手口の詐欺があることを知り、警察に相談したことで事件が発覚しました。 警察は「高配当で資産が増えるなどと言われた場合、詐欺の可能性が極めて高い」として詐欺の相談は専用ダイヤルの＃９１１０まで電話するよう呼びかけています。