いま、⼩学校を知ることは、未来の⽇本を考えること ドキュメンタリー映画『⼩学校~それは⼩さな社会~』
ドキュメンタリー映画『⼩学校~それは⼩さな社会~』の本予告映像とメインビジュアル、場面写真が公開された。 本作は「第36回東京国際映画祭2023」でのワールドプレミア上映後、海外からの熱いオファーが相次いでいるドキュメンタリー映画。教育⼤国フィンランドでは1館から20館に拡⼤公開し、4ヶ⽉のロングラン上映の⼤ヒットを記録。観客からは「コミュニティづくりの教科書。⾃分たちの教育を⾒直す場になった」と絶賛の声が寄せられた。 この度公開された本予告映像はイギリス⼈の⽗と⽇本⼈の⺟を持つ⼭崎エマ監督の「6歳児は世界のどこでも同じようだけれど、12歳になる頃には、⽇本の⼦どもは“⽇本⼈”になっている。」という⾔葉から始まる。本作の主⼈公は学校そのもの。カメラは、1年⽣と 6年⽣に焦点を絞り、春夏秋冬、彼らの学校⽣活を追う。1年⽣は挙⼿の仕⽅や廊下の歩き⽅、掃除や給⾷当番など、集団⽣活の⼀員としての規律と秩序について初めて学ぶ。そして、経験を重ね次章への準備を始める6年⽣。さらに本作では教師の葛藤も描く。 國學院⼤學教授・⽇本特別活動学会理事の杉⽥洋教授は「⽇本の集団性の強さ、協調性の⾼さは世界が真似たいことのひとつではあるが、諸刃の剣であることをよく知っておく必要がある」と教師たちに伝える。⼩学校に通う彼らは社会の⼀員として⽣きていくために、ものごとをやり遂げる責任感や、そこで得られる達成感を感じて学び、また“誰かのために何かをする喜び”も体験する。本作は、⼩学校を知ることは、新たな気づきを⽣み、未来の日本を考えることに繋がると観客に投げかけていく。 映画『⼩学校~それは⼩さな社会~』は、2024年12⽉13⽇(⾦)より全国順次公開。
otocoto編集部